肥満は万病のもと
肥満について勉強しました。
生活習慣の乱れ。甘いもの、炭水化物の食べすぎ、運動不足などは肥満につながります。
肥満の中でも内臓脂肪の多い状態が良くないです。メタボの状態です。内臓脂肪が多くなりすぎると、脂肪細胞からインスリンの働きを邪魔するホルモンのようなものが分泌されます。インスリンは血糖値を下げてくれますが、この働きを邪魔されると血糖値が高い状態が続き、血管をもろくしてしまいます。糖尿病になってしまいます。
インスリンは血液中の糖を筋肉や脂肪細胞に貯めこませる作用があります。また、糖を脂肪に変えるのを助けます。使いきれなかった糖が脂肪に変わり、脂肪が増えすぎると脂質異常症になってしまいます。
脂質異常症は血管にダメージを与え、動脈硬化の原因となります。またコレステロールが血管の内側にたまって血液の流れを悪くしてしまいます。動脈硬化は血圧を上げてしまいます。
動脈硬化が原因で血栓ができて、その血栓が心筋梗塞や脳梗塞などの原因となります。
生活習慣の乱れによる肥満から糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞など重篤な病気への連鎖が恐ろしいですね。
逆に考えると、生活習慣を改めれば、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞など重篤な病気を防ぐことができる。薬もいらない、わりと簡単にできそうだと思いませんか?